ドアミラーの回路 [車]
電動格納が壊れていた日産HP11プリメーラのドアミラーですが。
軸受けの割れは見つけたものの、その後再現しなくなってしまった故障。
車についている時は全く動かなかったのに。
割れは、とりあえずプラリペアで補強、補修しておきました。
で、一応車に戻す事にして、駆動部分の回路に原因はないかと、回路をトレースして見ました。
動作としては、
1.ORG-PINK間に電源が接続されます。開閉で+-が入れ替わります。
2.ORGに+が接続されるとリレーRYを通して無極性電解コンデンサを充電します。
3.そのときのリレーの接点が閉じ、ORG-モーター-ポリスイッチ-ダイオード-PINKと流れます。リレーは390オームの抵抗を通して、ONを維持します。
4.ミラーが開ききるとモータは機械的に回転を止められ、電流が増加します。
5.電流が増加するとポリスイッチがトリップし、モーターへの給電が断たれます。
な感じでしょうか。
開閉動作で、開ききった(閉めきった)時にモータを止めるのは、リミットスイッチではなくポリスイッチでした。ま、合理的といえば合理的ですね。(電気屋さんだと、保護素子をこう使う発想はないでしょうね。...)
今となっては再現しないのですが、軸割れで閉まる方向でのみモータ負荷が増え、すぐトリップしていたのではないかな....。想像です。
いまは実車でテスト中です。
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