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スピードコントローラ付スイッチ [電子工作]

DSCN6808.jpg

電気ドリルの速度可変付スイッチです。 

DSCN6809.jpg 

前からRSコンポーネンツで売っていて、興味津々だったのですが、意を決して二種類買ってみました(大げさ)

で、あとから気がついたのは、冒頭の写真は250V用。耐圧高い分にはいいか…と思ったのですが、位相制御の動作原理的に可変範囲が狭くなってしまう…実際狭いし。

DSCN6810.jpg

で、早速分解。つなぎ目にマイナスドライバーを入れて、上側の持ち上げれば外れます。

DSCN6811.jpg

左側が下半分。右のバネ、二重になってます。万が一ばねが折れても、もう一方が作用する安全設計です。

車のアクセルを戻すバネも同じようになっています。

DSCN6812.jpg 

ふふふ、中の構造は一緒だ。これ交換すれば、レバーのタイプが選べる。

これで、うちにある速度可変なしのドリルが 生まれ変わる。

目的はこれで達せられたんですが、やはり中を知りたい…

DSCN6816.jpg 

おお、下の黒いのが電流をON/OFFするTRIAC、上半分はレバーに連動する可変抵抗部。

シリコンに埋まってるところがゲート端子なので、シリコン除去して抵抗orコンデンサの値を小さくすれば、100V仕様と同じになるはず。

(充電時間が短くなり、早くトリガ電圧になる。)

つか、100Vの方のまねすればいいんだ。 

 

追記 

SCR.png

回路はこんな感じです。ボリウムはパターン抵抗で取り換えはできませんでした。

VR+64kΩのところに470kΩをパラにつけて、気持ちはやめにONするようにしました。

 scope_2.png

最少パルス幅

あれ、半波だ。TRIACじゃなくて、SCRなのか。 

scope_3.png

SCR制御域最大 

scope_4.png

接点で制御回路パス、フルパワー 


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